もぐもぐバナナ

日々思うことを書き散らかしたいブログ

グゥゥゥーーー

忙しくなると食事の時間が不規則になることもあって、食べたり食べなかったりはよくあることなんだけど、どうやら私は、胃がグゥグゥなるような空腹状態でもあまりしんどくはない。だけど食に興味がないわけでもなくむしろそれ以上に食べることが大好きなので、結局もりもり食べている。特に空腹状態になった後に食べるごはんは本当においしい!

なんか変態みたいですけど。

 

とまあ、今では食べたいときに食べたいものを食べるし、グゥグゥなっても無視して、時間だからとか言って無理して食べたりしない。なんですが、学生の頃は、毎日、おなか鳴るのが本当に恥ずかしかったな。三時間目か四時間目くらいにグゥゥゥーーー!って。授業中ってほんと静かじゃないですか。だから響くんですよね。しかも確か、午前中って4コマあって12時半ぐらいまで授業してましたよね??午前中が長い、長すぎる。朝御飯がだいたい7時ぐらいだから、約六時間。育ち盛りの食べ盛りなんだからそりゃ胃も空っぽになるわ。

体質とか胃のキャパとかもあると思うんてすが、鳴らない人はホント鳴らないし、鳴る人はほんと響くぐらい大きい音が出たり。まあ、今となってはお腹すいてんだなぐらいしか思わないですけど、学生の頃はそれが本当に嫌で恥ずかしくて、お腹が鳴らないように、気持ち悪くなりそうでも朝ごはんは茶碗二杯食べて、休み時間はおやつ食べて、でもすぐ消化されちゃってだめで、もう三時間目の休み時間とかおにぎり食べてましたね。たった10分の休みで丸飲みするような勢いで。!もはや、食べたいとかひもじいとかそんなじゃなく、グゥゥゥーーーって鳴らないようにその為だけに必死に食べてた気がする。ひもじいのは全然我慢できるからおなか鳴らないでほしい!!って思いながら。だから教室移動とかトイレとかで時間とれない日は内心焦っていました。おにぎり食べる時間ないよ!って。しかし、別におなかが鳴っていじめられたとかそういうわけでもなんでもないんですよ?なのになんであんなに気にしてたのかって今となっては過去の自分にちょっと異常なものを感じます。まあ異様に見栄っ張りとか承認欲求とか自己過大評価とか、いまも抜け出せないそういうものがそういうのあるんだろうな。下らなすぎて泣けてくる学生時代!

 

なので、空腹時の強迫観念の中で食べていた休み時間のプリッツとかポッキーは、色々思い出して、ほんと30歳ぐらいまでは見るのも嫌でしたね。就職して社会人なってからもしばらくは惰性で毎日朝ごはん食べていたんですけど、ある日、こんなガヤガヤしたオフィスならもうおなかの音とか聞こえないんじゃない?それなら無理して食べなくていいんじゃない? って気づいて、もうそこからぱったり朝ごはん食べなくなりました。朝ごはんを気にしなくていいってのは本当に楽でした。そして今に至る。

 

はあ、それにしても、こんなどうでもいいことに思春期の貴重なエネルギー注ぐんじゃなくて恋のひとつでもするべきだった。案の定、学生時代にロクに恋もできずに人間的な成長もままならないまま立派にこじらせ恋愛弱者になった私は社会人なってから大変苦労をするわけですが。

 

なんか語弊があるな、別に恋愛至上主義ではないんですが、ただ私は恋愛(といっていいのかな、もっとエゴっぽいものかもしれない)で、どうしようもないことってほんとにあるんだ、って知ったし、みっともない自分をイヤというほど思い知ったり、そんなすこし自分を客観的に見る訓練ができたなあと思っているのでそういう意味です。ああ、そうだ、人間関係の経験みたいな。